プラチナ万年筆 ダブルアクション3 MWB-2000D

普段メインで使用している多機能ペン、プラチナ万年筆のダブルアクション3「MWB-2000D」です。

外観は価格帯以上に高級に見える印象です。
いわゆる「回転繰り出し式」の機構で、黒赤ボールペンとシャープペンの3つの機能が1本になっています。

【ペン軸】
全長:やや長め 147mm
太さ:ふつう φ10mm
重さ:やや重め 22g
重心:ノック側 90mm

※筆記時の実測値

【ペン芯】
全長:67mm 2.3mmφ(4C互換タイプ)
替芯:BSP-100S

4C互換タイプの替芯が使えるのが最大の利点です。
例えば、各社の低粘度油性インクの4C互換タイプ替芯を入れ替えて試すことで、自分好みの組み合わせを見つけることができます。

4C互換タイプは JIS S 6039:2006 の形式記号Dにあたるらしく、規格は以下のようです。

全長:67(+0.3 -0)mm
外径:2.35(+0 -.0.5)mm
ペン先径:2.35(+0.05 -0)mm

低粘度油性インクであれば、三菱鉛筆 SXR-200、パイロットBRFS-10、ぺんてる KBXES7、プラチナ SBSP-120S が該当します。
代表格といえば、やっぱりジェットストリームでしょうかね。

三菱鉛筆ジェットストリームの4C替芯は SXR-200-07 で、1本200円+税です。

書き心地は抜群なのですが、お高い価格設定がネックです。
もうちょっと安ければ普段使いに最適なのですが(汗;)
他のペン(パイロット 多機能ペン UNIVERSITE DE PARIS SORBONNE)の例ですが、ジェットストリームの試し書きはこんな感じです。

個人的にオススメなのは、パイロットのアクロインキの替芯です!

パイロット BRFS-10F-B は、1本100円+税です。

なめらかさは、各社の低粘度インクの中でもトップクラスで、とにかくスラスラ書きやすいのが特長です。
低粘度油性インクの中でも最安値クラスなので、コストパフォーマンスがとても高いです。

薄い紙だと少しだけ裏抜けしますが、ほぼ気にならない程度だと思います。
普段は、このダブルアクション3の黒インクには、この替芯を使っています。

個人的にはゼブラのエマルジョンインク ESB-0.7芯 も好きなのですが、ゼブラの4C替芯は外径がφ2.4mmとなっており、規格よりも少し太めのようですね。

ゼブラのエマルジョンインク、ESB-0.7芯 は、1本160円+税です。
他のペン(パイロット 多機能ペン UNIVERSITE DE PARIS SORBONNE)の例ですが、エマルジョンインクの試し書きはこんな感じです。

※メーカーによってサイズに誤差があり、規格外になっている場合もありますので、無理に差し込んで損傷したり、緩いまま使用してインク漏れしたりすることがないように注意しましょう。

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